身近な電源コード、本当に安全?意外な責任の所在とは【一枚解説シリーズ】
- テクノアカデミー
- 5月12日
- 読了時間: 2分
更新日:5月21日
テクノアカデミーのYouTubeチャンネル【製品安全CHANNEL】では、様々な電気製品の「安全」について、工学博士・技術士(電気・電子)としての知見を活かし、分かりやすくお伝えすることを心がけています。
さて、今回は「一枚解説シリーズ」の中から、「電源コードセット」についてご紹介します。
「一枚解説シリーズ」は、ちょっと複雑で専門的な内容も、ポイントを絞って一枚のスライドでご理解いただけるように工夫した動画シリーズです。

今回のテーマである「電源コードセット」。
パソコン、テレビ、充電器…私たちの周りには本当にたくさんの電源コードがありますよね。あまりにも身近な存在なので、普段その危険性について深く考えることは少ないかもしれません。
しかし、この電源コードの取り扱い方を間違えたり、製品の構造的な問題が原因で、発熱や発火といった重大な事故につながるケースが後を絶たないのです。実際に、毎年多くの事故やリコールが報告されています。
動画の中でも詳しく解説していますが、ここで一つ、皆さんに考えていただきたいことがあります。
もし、お使いの電気製品で、付属の電源コードが原因で事故が起きた場合、その責任は誰にあると思いますか?
「コードを作ったメーカーでしょう?」と思われる方が多いのではないでしょうか。
でも、実は違うんです。原則として、その電源コードを使って製品を製造・販売した「電気製品メーカー」が責任を負うことになるのです。これは製品安全を考える上で、非常に大切なポイントなのです。
今回のYouTube動画をご覧いただければ、電源コードに潜む危険性と、安全に使うためのポイント、そして万が一の際の責任の所在について、より深くご理解いただけるはずです。
ぜひこの機会に、ご自宅や職場の電源コードを改めて見直してみてください。
▼動画はこちらからご覧ください!▼
ちなみに、この「一枚解説シリーズ」は、さらに詳しい内容を網羅した講座「電気・電子部品の壊れ方」を元に作成しています。より深く学びたいという方は、ぜひ概要欄のリンクからチェックしてみてください。